低炭素住宅は、長い目で見てみると金銭的なメリットが大きいですが、低炭素住宅のメリットが逆にデメリットになってしまう場合があります。
今回は、新築一戸建てを検討している方のために、低炭素住宅のデメリットについてご紹介していきましょう。
低炭素住宅は、その認定基準に合わせて設計から行わなければならないため、一般的な住宅を建築するよりも着工前の時間がかかったり、認定を受けるための申請費用もかかってきます。
また、低炭素に関する設備を導入することにより、コストもさらにかかってしまうでしょう。
建築後のメンテナンスは、一般住宅でも行わなければなりませんが、低炭素住宅はその特有の設備によって維持やメンテナンスに手間やコストがよりかかってきてしまいます。
特に、太陽光発電設備や蓄電池設備は、メンテナンス費用がかかりやすいので注意が必要です。
住宅ローン減税について、収入が多く大きな住宅ローンを組まないとメリットと言えない側面があります。
収入やローン残高が多くなければ、一般住宅を建築する際の減税制度の範囲で十分に賄えてしまうためです。
登録免許税の減税措置についても、数万円程度の減税としかならないため、大きなメリットとは言い難いでしょう。
新築一戸建てを建てる際に低炭素住宅を考えているけれど、どのような流れで認定の手続きをしなければならないのか分からないという方も多いでしょう。今回は、低炭素住宅を認…