環境保全にもつながる！新築一戸建てを「低炭素住宅」へ

「低炭素住宅」が持つ魅力とは？

近年、地球温暖化が問題視されている中で、温室効果ガスの排出を少なくする新築一戸建てが注目を浴びています。
特に、低炭素化を目的とした低炭素住宅は、低炭素建築物新築等計画に基づいて建てられる新築一戸建てなので、税制優遇措置の対象にもなります。
ここでは、そんな低炭素住宅がどのような魅力を持っているのか見ていきましょう。

光熱費や借入金利を下げることができる

低炭素住宅は、私たちが生活するために欠かすことができないコストである光熱費を減らすことができます。
そのため、低炭素住宅に暮らし続けている限り節約ができるということになり、家計に優しいと言えるのではないでしょうか。
低炭素建築物新築等計画に基づいて建てられている新築一戸建ては、節水対策や断熱性を高めるための対策、太陽光発電による自然エネルギーの活用などによって、生活をより快適にするだけではなく、光熱費を節約して家計にゆとりを持たせることができるのです。
また、低炭素住宅は自然エネルギーの活用を推奨しているため、低炭素な新築一戸建てが増えていくことで、自然環境にも良い影響を与えると考えられています。
私たち人間だけではなく、自然のことも考えると低炭素住宅の魅力を改めて感じられるでしょう。

また、低炭素住宅の新築一戸建ては、フラット35S（金利Aプラン）の基準に該当しています。
そのため、住宅金融支援機構と民間金融機関によって提供されるフラット35よりも、0.3%低い借入金利を利用することができるのです。
フラット35S（金利Aプラン）で借入を行う場合は、低炭素住宅ということを証明する書類が交付されている必要がありますが、低い金利で借り入れができるのは低炭素住宅ならではの魅力と言えます。

低炭素住宅の新築一戸建てを建てることで、様々な費用を抑えられます。
光熱費や金利を下げることができれば、長年支払っていかなければいけない費用を軽減させることができるのです。
つまり、これから長い間暮らし続ける新築一戸建てでの生活にゆとりを持つことができ、魅力を感じ続けることができるのではないでしょうか？

住宅ローンの控除額が増える

消費税が8～10％に上げられていく平成26年4月～平成33年12月までは、住宅ローンの控除額が増額されます。
住宅ローンは、10年以上のローンを組んだ場合、住宅ローンの一定割合を所得税から控除するとことができます。
低炭素建築物新築等計画に基づいて建てられる低炭素住宅での場合は、一般的な新築一戸建てよりも最大控除額が大きくなるように設定されているのです。
一般的な新築一戸建ての年間控除額は40万円ですが、低炭素住宅の年間控除額は50万円となっています。

しかし、低炭素住宅として住宅ローン控除を受けるためには、いくつかの条件があるので覚えておかなければいけません。
その条件は、
・居住のための家屋であること
・工事が完了してから6ヶ月以内に居住すること
・50㎡以上の床面積を有していること
・店舗兼住宅の場合は1/2以上が居住スペースであること
・借入金の返済期間が10年以上あること
・総所得が3000万円以下であること
・低炭素建築物新築等計画の認定を受けていることです。
住宅ローン控除を受けようと考えている場合は、単純に低炭素住宅の新築一戸建てを建てるだけではなく、条件に当てはまるように考えてみてください。

低炭素住宅には、このように魅力が多々あります。
細かく条件が設定されているものもありますが、低炭素建築物新築等計画の認定を受けている新築一戸建ては基本的に当てはまるはずです。
これから新築一戸建てを建てようと考えている方は、魅力がある低炭素住宅も視野に入れてみてはいかがでしょうか。